ラリー・ウィリアムズの短期売買法―投資で生き残るための普遍の真理
|
人気ランキング : 12,781位
定価 : ¥ 10,290
販売元 : パンローリング
発売日 : 1999-09 |
|
するめの様な本 |
私はこの著者の人間性がとても好きだ。内容はおもちゃ箱をひっくり返したように雑然と書かれている。
|
良い本ですが、 |
主観的な文章が目立つ。読みにくい。
要点まとめると1/10くらいのページ数になるのでは?もちろん内容はすばらしいです。買い。
|
短期トレードシステムの構築に |
今私の行っているトレードシステムは、この本をヒントにできている。
ただ、はやりの「すぐに儲かる風」の本ではない。
私は、この本を読んでから1年以上かかって儲かりそうなトレード法を見つけだした。
この本に載っているシステムがそのまま今の市場で有効かどうかは別である。ただこの本に載っている考え方を使って構築するシステムは今の市場でも十分通用するものになると思う。
これから自分のトレードシステムを作り上げていきたいという人には有用な書であると思う。
|
投機の神様のトレーディングと哲学 |
著者は公開の投資コンテストで資金1万ドルを1年間で110万ドルにしたことで知られている投機の神様のような存在である。その彼が国債や商品、株式指数の先物の短期売買の手法を著している。
ページをめくっていて気が付くのは、この種の本によくある移動平均、支持線や抵抗線、或いはダブルボトムや三尊といったチャートパターンは余り見られず、一定のパターンで一定期間の取引をシミュレーションしたときのトレード数や利益、勝率などの数字が並んでいる表があることだ。他の本にあるようなチャートパターンの場合は、いかにも都合の良いチャートだけを出しているという印象があるが、数字の表を見せられた方が客観的な感じはする。著者は日計りは薦めておらず、パターンの期間は1〜3日くらいが多い。パターンは単純なものが多く、プログラミングの知識と過去のデータがあれば日本の各市場でのシミュレーションを行うことができる。
私がトレーディングの手法より注目したのは、随所に現れる著者の投機哲学である。例えば成功する投機家の動機付けは3つあるという。一、大金を稼ごうという強い望み。二、人に自分の能力を証明したいという望み。三、現在の状況に満足していないこと。三番目のことには続きがあって、投機家の重要な財産とは精神的に不安定であることであり、さらに偉大な業績がバランスのある普通の人によって達成させることはないとまで言っている。これを読んで、芸術家や文学者から同じようなことを聞いたことがあると思い、やはりラリー・ウィリアムズは並の人間ではないと感じた。
|
最高級の本です。 |
文句なし。
この本は、トレーディングをしている人は必携である。
前半は、トレーディングの方法があり、後半は心理面を含めた総論であるが、
前半後半共に最高クラスのもので、この本を超える本はなかなかないと思う。
確かに本の好みは個人個人違うものであるので全ての人に受け入れられるとは思わない。
しかし、トレーディングに興味を持ったり、すでに関係していたりするのなら、一読の価値はあるだろう。