このページの情報は 2006年1月17日23時3分 時点のものです。
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大学発というよりは、ロバートキヨサキに影響を受けた素人が書いている 感じの本。 バリュー投資というわりには、テクニカルを使用してみたり(キヨサキ は、ファンダメンタルとテクニカルの両方を覚えろといっていた)東証1部 BPS1500円という基準も貸借対照表からの演繹というより、発行株数を無視 して、過去数年程度の少ない統計で導き出している。ほんとうに会計学 の先生が書いたのか?それとも日本の会計学というのはこの程度なのか 非常に疑問に思った。 たとえば、BPS1500円は、「しっかり貯金している企業、上位100社」と あるが、発行株数が少なければ、BPS1500円でもしっかり貯蓄している なんてことはいえないだろう、また、市場の一株赤字は250円程度なら 1500円なら安全という論法も、発行株数を無視して、250円ってのを統計 だかなんだかしらんがもちだしている。BPSが個々違うのに、250円の赤字 が市場全体として大きめだから、安全って論理も乱暴すぎ、流動資産の 比率をまったく考慮していないところは、会計学の先生がほんとに書いて いるのかという強烈な疑念を感じさせる。 それゆえ、この本は、彼がいっているような財務の学術的基礎に裏打ちされ た本であるというよりは、財務の用語から連想して作った手法を過去数年 に対する会社四季報CDROMの結果で検証してみました程度の素人本に感じる。 この本は、バフェットに否定的で、グレアムに好意的な雰囲気だが、 これを読むならちゃんとグレアムの解説書を読んだほうが良いように思う。 怪しい投機に対抗して、グレアムが書いた『賢明なる投資家』は1949年の 発行だというが、現在の日本の大学のレベルは、1949年当時(60年以上 送れている)かそれ以前と感じた。 まあ、素人でも、もっと研究している人もおり、すぐにアメリカにはおいつ くとは思うが。 それでも、他の日本人が書いた投資本よりはまともなので、星二つにした。 |
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著者マルキール氏はエール大学教授、フォード政権の経済諮問委員の経済学の泰斗である。そのマルキール氏が株個人投資家向けに書き下ろしたミリオンセラーが本書である。日本で例えれば、宮澤喜一氏か竹中平蔵氏が国民向けに投資の教科書を出版したようなものである。この事自体が米国の国民への投資の奨励のような気運を感じる。 マルキール氏は株投資の基本的な2つの流派として、ファンダメンタル派とテクニカル分析派(”サルのダーツ投げ”)を説明する。前者は企業の実質経営指数に重点をおき、その指数が長期的に株価に反映するとするものであり、基本的に経済学者はこの説を支持する。後者は株価は株市場の思惑の連鎖で企業の実態経営とは相関なく、チャート図から天気予報のように過去のパターンから予測をするものである。 チャート分析にはさまざまなアナリストの持論が跋扈しているが、経済学者として、チャート分析の過去の研究結果からも、擬似科学であり否定をする。しかしファンダメンタル派でも、企業の成長予測不可能性故の限界を示唆する。 そして結論の章ではリスクコントロールの重要性を説明し、相関のない銘柄でくみたてるポートフォリオによる空間的リスク分散とドル・コスト法による時間軸でのリスク分散が株投資で重要である事を述べて結んでいる。 昨今のテクニカル派のネット・デイ・トレーダーの方々には一読されておく事をお奨めしたい。 |
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とにかく皆さんべた誉めで、品薄状態だったのでいろんな所を探してやっとみつけて購入しました。ただ今はもう手元に無いですけど...。なんか具体的じゃなかったんだよね〜、ちょっとめんどくさそうだな〜っていうのが印象として残ってます。それ程の本じゃないと思うんだけどな〜。私は超初心者なので、もう少し銘柄選びの仕方を解り易く書いてほしかったです。 |
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帰宅途中の駅の書店でふと気になり買いました。この手の本は数多あるけど、投資にまるわるリスクにもいろいろあるんだなあと改めて教えてくれて、これはいいですね。なるほど!と感心しました。著者の小野寺さんはファイナンシャルプランナーだそうですが、きっといつもこの本に書かれているように丁寧にアドヴァイスされているんですね。世の中は自己責任だ!とか言われて、えー、どうすればいいのーっ!? となけなしの蓄えをなんとかしたい人におすすめです。 |
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この本は株式投資でテクニカル分析で勝つために書かれた本ではなく、テクニカル分析で負けないようにするための本です。 いかにして負けを少なくするかということを重点的に書かれています。 損ぎりの重要性についてしつこいぐらい丁寧に書いています。 大損をすれば市場から退場しなければいけないので、長く投資を続けていきたい人にはぴったりです。 脚注や用語の解説まで丁寧に出来ていて著者の繊細さや初心者への気配りが感じられます。 トレンドフォロー系の指標を重点にかかれていて、基本的なローソク足や移動平均線の見方がマスター出来ていない人には参考になるでしょう。 一目均衡表などの著者が重要とする指標は日本においては重要な役割を果たしているので読んで損はありません。 オシレーター系の指標は否定されていますが「投資苑」という本を読めばフォローできるでしょう。 それに「投資苑」においてもオシレーター系の指標はよく間違ったシグナルを出すということが述べられており、まずはトレンドフォローを理解するべきということを感じました。 移動平均線乖離率とか難しい指標を使用する前に、この本で基本をマスターしてよかったです。 |
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読んでいてこんなにも感動した本はあまりないです。前作の「賢明なる投資家」も素晴らしかったですが歴史的名著であっただけに取り上げられている事例がかなり古いものでした。しかし、この「新賢明なる投資家」ではグレアムの文章はそのままにジェイソン・ツバイクが各章の末尾に現代の事例などを注釈で解説していることによって、内容が格段にわかり易くなりました。 90年代末のドットコム・バブルもグレアムの考え方が現代にも上手く通用することを見事に示してくれました。 ファンダメンタルズの投資法の解説書ですが、ノウハウのみならず、投資家自身の心理に対しても多大な研究がなされています。まさに投資は自分自身との戦いなのです。 こんなにも価値の高い本は他にあまり見当たりません。 プロ・アマ問わず、全ての投資家に高い啓蒙をもたらす本だと思います。 |
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昨今、タイトルに何がしかMBAと書かれた本は、ときとして西欧的なMBA教育のメリットの礼賛か、冷たく無味乾燥なファイナンス理論の本だと、先入観を持って考えられてしまうところがあるかもしれない。けれどもこの本では、精緻な企業価値評価理論を知るだけでなく、人々の信頼によって成り立つ資本市場を理解し、市場にかかわる人々の「息づかい」さえ感じることができる。 著者はハーバード・ロースクールに学び、投資銀行などの前線における経験を豊富に持つM&Aアドバイザー。全8章立てで、価値評価方法の本質を説明することを目標に、基礎編と実務応用編に分けて構成されている。第3章までの基礎編では、「企業価値」およびそれを決める要因、価値の測り方など、MBA教育とその実践の場における、「経営のグローバル共通言語」を学ぶことができる。 応用編では、「株価算定とM&Aの実務」が焦点になり、会社の値決めの実際や、「価値創造」の仕掛けに関して、最新のトピックスが数多く収められている。単色刷りではあるが図表が多く、M&Aスキーム全体についての理解の助けになる。巻末では、用語索引が日英併記され、参考書としての使い勝手もよい。 本書は、単に理論を伝えようとする図書ではないし、練習問題がたくさん収められたテキストのたぐいでもない。むしろ、著者の「思い」が託された1冊である。ふとした行間で、現場を大事にする著者のメッセージに触れられるため、読んでいて楽しい。また、歴史的背景にまで言いおよぶ、著者の思いやりにあふれた筆遣いが印象的だ。 これからMBA教育を受ける機会を得ようとする人、あるいはすでに企業価値評価やM&Aの知識を持つ人におすすめできる。これからこの分野に携わる人にとっては、教科書として学べることが多いし、すでに「実戦」にかかわっている人も、著者と視点を共にして、はっとすることがあるはずだ。久々に出合えた、大事にしたい1冊である。(任 彰) |
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